今回の最多得点者であり、４２編の作品をほぼ全時期にわたって投稿している。 いわば、数字の上では“化け物”クラスの出来であると言っていいと思う。 実際１００点オーバーの『赤い手』があり、トータルでマイナス評価となった作品もない。 またタイトルを並…

５月に一気に１２作品を公開している。 今回の作者同定で印象が一番大きく変わったのが、この作者である。 文章の長短はあるものの、とにかく取り上げる怪異のネタの小粒さでは一頭地を抜いている。 読者によっては怪談とは認められないと断言するほどの内容…

中盤に中休みがあるものの、ほぼ最初から最後まで応募があった。 特に序盤に注目作が並んでいる。 この作者の特徴は、体験者の描写に長けているところである。 キャラクターの造形から始まり、作中での微妙な心理描写に至るまで、読者に良い意味でインパクト…

３月上旬と４月上旬に計８作を公開。 『返して』という大ネタがあるが、後は小粒なネタの作品という印象である。 ネタのレベルを考慮すべきかもしれないが、ある一定の長さ以上の作品になると、どうももたつきや粗さが出ているように感じる。 『返して』でも…

猛烈な速さで作者同定が行われた。 とりあえず本日より予告通り作者別の講評を行う。 エントリー数は５４であるが、全員の講評は行わないつもり。 応募作品数が３作未満の場合はあまり書く意味がないから、昨年同様パスさせていただく。 とりあえず推挙の期…

現在得点集計（調整）中であるが、予想以上に前倒し気味に進行している様子である。作品別の得点は既に発表されており、上位と下位については思っていた作品がきちんと並んでいるという印象である。応募者別の講評を控えて、一度自分の講評ぶりを省みておく…