やり直し!

昨日「2chに名前が出てるよ」ということで覗きにいった。
…すこぶる冴えない…
自分でも自覚があったので、やはりという感想である。


もう一度書かせてもらうと、去年の執筆者と今年の執筆者は同一人物である。違うのは【逸匠冥帝】という冠が取れたことと、半年弱のブランクである。やはりしがらみがなくなったことで「違う文体で書いてやろう」という色気が出たことは確かであるし、ブランク期間中にかなりお気楽な読み方に馴らされてしまったことも事実である。
という訳で、講評書き直しである。
去年の全講評を全て読み返して再び【冥帝調】を取り戻し、全知全能を傾けて取り組み直そうと思う。いい加減だと自覚して講評をやることは応募者に対して無礼であるし、自分に対しても嘘をついているような後ろめたさが残る。
とにかく点数を付けることばかりに汲々として、応募者に対する意見や助言をするという最も重要な仕事を忘れていたように感じる。

しばらく講評からは遠ざかるが、それまではとりあえず今までの講評を晒しておく。
今回の大会は最初から水準の高い内容のものが多く出されており、また『「超」怖い話』新著者採用という縛りがなくなったために恐怖のベクトルを多方向に広げて作品を評さなくてはならない。これに対応できるだけの力を蓄えようという思いに達した。
連休明けまでには戻ってくる予定である。