買った本2011.6〜7

何となくお茶を濁す感だが……。

てのひら怪談 辛卯』
『妖怪学の基礎知識』
『TABOO-JAPAN』
『ナックルズ・ザ・タブーVOL.5』
『怪談実話系 6』
北野誠の おまえら行くな。冥府巡り編』
『恐怖箱 蝦蟇』
『現代百物語 忌ム話』
『なぜ怪談は百年ごとに流行るのか』
『ひとり百物語 闇より深い闇』
『幽 第15号』
『視えるんです。2』
『超怖いほんとうの話』
『神戸の伝説 新装版』
水木しげるの妖怪地図 47都道府県ご当地妖怪を訪ねる』
『怪談和尚の京都怪奇譚』
『ゴーストハンター ほんとうにあった幽霊狩り事件簿』
『ZOTTO 恐怖の行方』
『怖い本 9』
『百物語 第10夜 実録怪談集』
『真説 稲川淳二のすごーく恐い話 真下の怨霊』
『テレビでは流せない芸能界の怖い話 2011』
『恐怖箱 臨怪』
「超」怖い話Τ』

この書き入れ時に24冊というのは多いのか、少ないのか。ただ最近“掘り出し物”と言うべき本が減っているのは事実。どうしても通販に頼ると、メジャーな本は確実に補足できても、マイナーな本を目にすることはかなり厳しくなる。蒐集家としてはそういうところにまで目が行き届いてこそという気持ちがあるので、何となく気合い不足である。まあ最近は“書評をしない書評ブログ”なので、腰砕けは当然の帰結と言われればそれまでであるが。ただこつこつと読ませてもらっているし、瞠目すべき作品も多くなっている。……これだけは言っておかないとならぬところである。粗悪品はかなり駆逐されていると言えるだろう。読者の目が肥えることで、淘汰されるべきものは淘汰されていると考えていいかもしれない。でも、あまりにも洗練されていくと、またぞろいかがわしい内容の本が読みたくなるのも、この世界の読者の面白い傾向でもある。そのあたりのバランスが取れれば理想なのだが。