初めの雰囲気は良かったのだが、怪異とおぼしきものが始まってからはどんどん恐怖感が薄れてしまった。 原因は作者の言葉の選び方にあると感じた。 怪異の音が外からであることを書いてから、体験者が「強風で何かがぶつかっているのだ、と思い込む」のでは…
“見える”人であることをカミングアウトして怪異譚を書くと、嫌がられるという傾向がある。 だが、それは“見える”という特殊な能力(本人はそれによって精神的な傷を負っているのであるが、怪談ジャンキーにとってはある意味羨望の対象でもある)ということを…
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