旅の途中で道に迷い、異界と呼ばれる世界にはまりこんでしまう話は結構ある。 この作品もその種類なのであるが、その世界での体験が際立って異常である。 特に、むやみに怒りの感情にとらわれたり、ドッペルゲンガーの如き人物を目撃したりするところは、狐…
1つの作品に押し込めてしまうのが勿体ないほど、貴重な妖怪体験談である。 前半の初遭遇のエピソードは少々周辺のことを細かく書きすぎている印象もあるが、押さえるべき点を押さえているので体験談として問題なく成立している。 特に貴重なのは祖母の発言…
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