2008-04-27から1日間の記事一覧

【−3】山姥の夜

“実話怪談”としてのリアリティーを維持するために、果たして“民話調”の文体を選択する必然性があったかということを考えると、自ずと評価は大きくマイナスとなってしまった。 基本的には“あったること”を前提にして読むことになるのだが、作品全体の調子が“…

【−1】そういう運命

この作品をマイナス評価とした理由はただ一点、体験者の解釈である。 もしこの大会の趣旨として“実話を元にした(創作的)作品”が認められるのであれば、間違いなくこの作品に対して高評価を下すだろう。 しかし、この大会で求められているのは“実話”であっ…