2009-02-10から1日間の記事一覧
“硫黄島”という言葉が心霊マニアの中でどれだけの価値を持っているかを知っているならば、この評点は当然の帰結である。 むしろ、この評点は減点した上での結果であることを明言しておきたい。 それだけ硫黄島の怪異は凄まじく、そして滅多なことで体験でき…
不思議なものの目撃談というものは実際このぐらいあっさりとした内容であると思うので、作品そのものはそれなりにまとまっているだろう。 ただその中で減点にした理由であるが、“びゅん”という表記が全てである。 体験者は、このあやかしが“5センチほどの大…
ストーリーの展開のさせ方がドラマっぽいのであるが、独特の雰囲気があり、またそれがこの業界のドロドロとした人間関係に合っているので、どちらかというと読ませてくれるという印象である。 まだ文章そのものの疎密さにムラがある(非常に細やかな描写にな…