2007-06-13から1日間の記事一覧

No.54

2月と5月に集中して28作品の応募。 大会最高得点の『逢魔』をはじめ、非常に質の高い作品がずらりと並んでいる。 この作者の印象は、一言でいえば「安定感」。 しっかりした筆力で丁寧に文章が書かれているので読みやすく、文章そのものの表現力や構成力…

No.50

2月から3月にかけて8作品の応募である。 特にエントリー1番など、初期に応募が集中している。 この作者の場合、一番まずいパターンが体験者のサイドストーリー的な部分にまで踏み込んでしまった内容の作品であると言える。 『ありがとう』『老けた』『質…

No.48

2月下旬から最終までぽつりぽつりと9作の応募。 この作者の特徴は、ことさらに恐怖を強調するわけでもなく、非常にあっさりとした雰囲気のある文章になっている点であろう。 ただし作品を読むと、これが悪い方に作用していると言える。 一番典型的な作品が…

【超−1/2007】最終日

今日で作者別の講評も終わり。 すでに推挙も終わっているので、これで今年の大会で出来ることはすべて終わりだ。 まだまだ楽しみ足りないと言えばそうかもしれないし、これ以上講評をし続けていたら実生活にも支障が出そうな気もする。 腹八分目で満足してお…